皆さんこんにちは。Lindsayです。
今回は、観るのをずっと心待ちにしていた映画「search/サーチ」について書きたいと思います。
「search/サーチ」は、全てがPC画面で完結するサスペンス・スリラーで、日本では10月26日(金)に公開です。
まず、全編がPC画面って前代未聞ですよね。インターネットやSNSなど、私たちが毎日のように使っているものでストーリーが構成されているので、とても興味をそそられます。この記事では、映画「search/サーチ」のあらすじやネタバレあり&なし感想、良かった点などを書いていこうと思います。
目次
映画「search/サーチ」あらすじ
忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット・キム。行方不明事件として捜査が始まり、父親のデビッド・キムも自力で捜査を始める。マーゴットは家出をしたのか、誘拐をされたのか分からないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター…。そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿だったーー。
映画「search/サーチ」登場人物
左:マーゴット・キム
穏やかな性格の女の子。演じるのはミシェル・ラー。1988年にカリフォルニア州オレンジ・カウンティ生まれ。ペットにうさぎのロリスちゃんを飼っています。
右:デビッド・キム
マーゴットの父親。自分の妻を数年前に亡くし、マーゴットと二人暮らしをしている。温和な性格だが、娘のことになると心配性になることも。演じるのはジョン・チョー。映画「アメリカン・パイ」で注目を浴び、スター・トレックシリーズのヒカル・スールー役でも人気を博している。
ピーター
デビッドの弟。気さくな青年。デビッドとマーゴットが愛する家族を失ってから、二人を気にかけている。演じるのはジョセフ・リー。俳優としてだけではなく、画家としても才能を発揮している。
ヴィック捜査官
マーゴット失踪事件の捜査を担う女性捜査官。演じるのはデブラ・メッシングという女優で、エミー賞を受賞した「ふたりは友達?ウィル&グレイス」のグレイス役で人気を博した。
映画「search/サーチ」ネタバレなし感想
とにかく、予備知識なしで観ることをお勧めします。PC画面に映るもの全てが伏線となっているので、観るのにエネルギーを使いました。
正直、ここまでよく作り込まれているサスペンスはなかなか無いですし、今の時代を象徴するSNSを駆使して物語が進んでいくところがとても良かったです!
ネタバレなしで感想を書くのは本当に難しいので、この作品を観た方だけ、下のネタバレあり感想をご覧ください。ちなみに、私がもし映画評論家なら100点満点をつけたい映画でした!
※ここから先はネタバレを含みます※
映画「search/サーチ」ネタバレあり感想
いやー、「※ネタバレあり」と注意書きをしたのでやっと感想を思いっきり書けますよ!まさか犯人がヴィック捜査官だなんて、誰が想像しました?
この映画は容疑者が二転三転しますが、それがかなり自然な描き方で、まんまと罠にはまってしまいました。
私は伏線を読もうと必死でしたが、湖に落とされたマーゴットの車の写真から、弟のものらしき衣類が出てきた瞬間に、犯人は弟だったのかと納得してしまいました。お母さんを亡くした悲しみに暮れているマーゴットにつけ込み、兄に内緒で秘密の関係を結んでいたのか…。この変態野郎!と思った矢先、
え?マリファナ??ポカーン(°▽°)
そうなんです、弟は兄に内緒でマーゴットとマリファナを吸っていただけだったんですね。それじゃあ、誰が犯人…??
(この辺りで、じゃあ消えたお金は?という疑問も浮かんでいました。うーん、すっきりしない…。)
真犯人は息子をかばったヴィック捜査官だったわけですが、マーゴット救出への大きな鍵は、ヴィック捜査官が逮捕された時の輸送車の中の会話にあったんですね。
「普通の女の子は水なしでは5日間持たないわ。」
そこでデビッドはすかさず、「嵐が来た日があったから、マーゴットの場合はまだ3日間しか水を絶っていない。」
そしてすぐに引き返し、無事マーゴットは救出されました。
まさか、あの嵐で捜査が難航した日まで伏線だったとは!!マーゴットが救出されて本当に良かった…泣。
最後まで諦めなかった父親デビッドが愛する娘を救えたこのラストシーンが、この映画を更に素晴らしいものにしたと思います。
伏線だらけのサスペンスでも、最後はバッドエンドではなくしっかりハッピーエンドで終わりを遂げる。いやー、想像を絶する体験ができました !大満足!!
映画「search/サーチ」予告編
映画「search/サーチ」作品情報
公式HP http://www.search-movie.jp
映画『search/サーチ』(原題:Searching)
公開日:2018年10月26日(金)
監督:アニーシュ・チャガンティ
製作:ティムール・ベクマンベトフ(『ウォンテッド』監督・『アンフレンデッド』製作)
脚本:アニーシュ・チャガンティ&セブ・オハニアン
出演:ジョン・チョー(『スター・トレック』シリーズ)/デブラ・メッシング(「SMASH」「ウィル&グレイス」)/ジョセフ・リー/ミシェル・ラー
私的に鑑賞して本当に良かったと思える作品でしたし、周りにお勧めしまくると思います。そして、全編PC画面という前代未聞の演出はだけではなく、キャストの面でも話題になりました。主演を務めたのは韓国系アメリカ人のジョン・チョーで、監督はインド系アメリカ人のアニーシュ・チャガンティ。ハリウッドでアジア人の活躍が増えるのはとっても嬉しいことです。
※前回のブログから日数が経ってしまったのには理由があって、wordpressのURLを手動で変えてしまい、ログインできない状態が続いていました。URLの変更、ダメ、絶対。今後気をつけます(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
では、また次の記事でお会いしましょう!
Lindsay