皆さんこんにちは!Lindsayです。りんじーって読みます。
今回のブログでは、試写会にて鑑賞した6月7日(金)に公開の映画「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」のあらすじや感想を書いていきたいと思います。
ブルックリンに住むレコード店を営む父と、医大への進学が決まった娘の物語で、おしゃれな雰囲気とオリジナルソングも良き!な映画です。それでは早速ご紹介します。
目次
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」/あらすじ
ニューヨーク、ブルックリンに住むフランク(ニック・オファーマン)は、妻に先立たれ独り身。さらに、営んでいたレコード屋も今夏に閉めることになった。一緒に暮らしている娘のサム(カーシー・クレモンズ)がもうすぐカリフォルニアの大学に行くため、離れ離れになってしまう。
ある夜、フランクは勉強中のサムの邪魔をして一緒に曲をレコーディングする。フランクはその曲を、音楽配信サイトSpotify(スポティファイ)にアップロードした。すると、その曲が「New Indie Mix」にリストインし、たくさんの人に聴かれる曲となったのだ。
チャンスを感じるフランクと、大学への進学を目前にするサム。夏が終わりに近づき、二人は決断を迫られる。
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」/感想
※ここからは軽いネタバレが含まれます※
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」は、今年のサンダンス映画祭でプレミア上映されて話題になった作品。舞台となっているのは、ブルックリンにあるレッドフックという海辺の街。レコードショップを営むフランクと、大学進学を控えた一人娘のサムの物語です。
この映画のオリジナルソングは4曲ありますが、メロディもカーシー・クレモンズの歌声も良く、映画を観終わった後に早速Spotifyでダウンロードをしました。それぞれの曲は劇中で大きな役割を果たしていて、登場人物の気持ちをメロディに乗せて表しています。
今年のフジロックで来日を果たす日系ミュージシャンのMitski(ミツキ)さんのライブ動画を観ているシーンがあったりと、音楽が好きな方は更に楽しめる映画です。
父親のフランクは、一人娘が遠くへ行ってしまうことが寂しい。娘のサムは、UCLAに進学して夢を叶えたいという気持ちと、フランクはもちろん、恋人のローズと離ればなれになってしまうことへの不安がありました。
人生は同じ状態がずっと続くことはありません。出会いがあれば別れがあり、前に進まなければいけない時はやって来ます。人生の新たな一歩を踏み出す時に、心の隙間を埋めてくれたのが音楽だったんですね。
最終的に、自分の目標に向かって前進をするサム。好きなことをするのに、夢を諦める必要はない。短い間でしたが、フランクと一緒に音楽を作り披露することができました。その親子の姿を見て、心が温まりました。
爽やかで、前向きになれる素敵な作品。そして、Spotifyには夢がある!!
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」/予告編
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」Spotifyプレイリスト
「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」/作品情報
題名:「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」(原題:「Hearts Beat Loud」)
公開日:2019年6月7日(金)
監督/脚本ブレット・ヘイリー
脚本:マーク・バッシュ
出演:ニック・オファーマン、カーシー・クレモンズ、トニ・コレット、テッド・ダンソン、サッシャ・レイン他
ネットフリックスのドラマ「グッド・プレイス」でお馴染みのテッド・ダンソンは、バーテンダーのデイヴ役で出演しています。
娘を持つお父さんは、ウルっとしてしまう映画かもしれません。心洗われる映画でした…!
それではまた次の記事でお会いしましょう!See you soon!
Lindsay.