皆さんこんにちは!Lindsayです。りんじーって読みます。
2月のブログでは、恋愛映画のレビューをたくさん書きたいと思っている私ですが、どの映画を観ようかとネットフリックスで探していると、数年前に観た「あと1センチの恋」を発見しました。
なんとも心をくすぐられるタイトルから想像できるように、あと1歩のところでいつもすれ違ってしまう幼なじみの男女の物語で、日本では2014年に公開してから大ヒットした映画です。早速、感想を書いていきたいと思います。
目次
「あと1センチの恋」/あらすじ
ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は、6歳のころからの幼馴染。ロージーの18歳の誕生日のパーティーで、お酒に酔ったふたりはキスを交わす。だがロージーはお酒の飲みすぎで記憶をなくしてしまう。翌日、キスをした事を全く覚えていないロージーは、酔い潰れたことに対し、アレックスに「昨日のことは全て消し去りたい」と言ってしまう。
その言葉にショックを受けたアレックスは、ロージーを諦めて他の子をデートに誘う。素直になれなかったせいで、徐々にすれ違い始めるふたりは、大人になりそれぞれの人生を歩むことになる。そして、思いもよらない運命へと導かれていく。
「あと1センチの恋」/ネタバレあり感想
※ここからはネタバレが含まれます※
ヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラー主演で映画化されたラブストーリー、「P.S.アイラヴユー」の原作者としても知られるアイルランドの作家、セシリア・アハーンの「愛は虹の向こうに」が原作で、リリー・コリンズとサム・クラフリンが主演を務めた映画「あと1センチの恋」。友達以上、恋人未満のふたりの姿が切なく、もどかしい恋愛映画です。
幼い頃から何でも話せる親友だった、ロージーとアレックス。大学へ進学する年頃になり、ロージーは、アレックスへの気持ちを押し殺して、一晩の恋で授かった子どもを育てるシングルマザーになることを選びました。アレックスは地元を離れて進学をします。
夢も愛も捨てて、我が子に愛情を注ぎながら仕事をする日々を過ごすロージー。お互いに別の相手との恋愛を経験しますが、心の奥では思い続けていました。チャンスは何度も訪れるものの、毎回タイミングが合いません。
タイトルの「あと1センチの恋」は、私が洋画で好きな邦題の一つです。ロージーとアレックスが素直になろうとしてもなれなくて、キスをしようと思うけど、あと1歩、あと1センチなのに、いつも手が届かない。そんなもどかしい気持ちを、上手く表しているタイトルです。
18歳で始まったすれ違いが12年もの間続きましたが、最終的にアレックスが迎えに来てくれた時はとても感動しました。待った甲斐があって良かった。ロージーの王子様はやっぱり、アレックスだったんですね。本当に好きな相手と最終的に結ばれ、ロージーのホテルを持つという夢も叶い、幸せな気分になれる映画でした。
そして、ロージー役のリリー・コリンズの可憐さと言ったら!ナチュラルな眉毛も魅力です。その美しさは、ホテルの清掃員として働くロージーに違和感を感じるほど…!因みに、リリー・コリンズのお父さんは、かの有名なフィル・コリンズ。お父さんのカリスマ性をしっかりと受け継いでいます。
他には、モデルのスキ・ウォーターハウスも出演しています。スキは、モデルとしての活動の他にも、ブランド「ポップ&スキ」を手がけています。ちなみに、俳優のブラッドリー・クーパーはスキの元彼。とってもお似合いのカップルで、2年ほど交際をしていました。
あと、劇中歌がとってもおしゃれ。ギルバート・オサリバンの’Alone Again’や、KT Tunstallの’Suddenly I See’など。この曲は、映画「プラダを着た悪魔」のイメージが強いですが、聴くと元気が出る大好きな曲です。
「あと1センチの恋」は、切なさ、もどかしさが沢山詰まっている、おすすめ恋愛映画です。誰かを思い浮かべながら観てしまう、私みたいな人は他にもいるはず。
「あと1センチの恋」/予告編
「あと1センチの恋」/作品情報
題名:「あと1センチの恋」(原題:「Love, Rosie」)
公開日:2014年12月13日(土)
監督:クリスチャン・ディッター
原作:セシリア・ハーン
脚本:ジュリエット・トウィディ
出演:リリー・コリンズ、サム・クラフリン、クリスチャン・クック、ジェイミー・ウィンストン、スキ・ウォーターハウス、タムシン・エガートン他
Lindsay.
それではまた次の記事でお会いしましょう!See you soon!